
大阪市内の分譲マンションの改修計画。
間仕切り等の大きな変更はせず、床・壁・天井・建具などほとんどの部分について、表層(仕上げ部分)の更新を行なった。
既存のダイニングキッチンとリビングがプランニングと建物形状により分断されていたため、それらをいかに接続できるかが課題であり施主要望であった。
分断の原因であったキッチン付近の収納スペースの袖壁やPSを取り囲む壁をまずは取り払った。PS配管を円柱のように現し、それを貫通するようにダイニングキッチンからリビングへ連続するようにキッチンカウンターを拡張することで、双方から視線が抜け、閉塞感を軽減させることに成功した。
用途 住宅
所在地 大阪府大阪市
竣工 2020年5月
設計 佐藤伸也(佐藤伸也建築設計事務所)
カーテン fabricscape
写真 佐藤伸也(佐藤伸也建築設計事務所)



リビングは建具またはカーテンで仕切ることができる

改修前のLDK

上記と同じから見た改修後のLDK

家具が入った様子

改修前|リビングからダイニングキッチンを眺める

改修後|リビングからダイニングキッチンを眺める

家具が入った様子